図書館は日曜日なのに、それほども混みあわず静かな空間でした。
夜勤明けでしたが・・
まっすぐ家に帰る気にもならず・・
病院前のお蕎麦屋さんで、軽い朝食を済ませて
ガソリンスタンドで油を入れて
そのまま図書館に向かいました
一人がけの椅子にゆったり腰をおろして
目の前の書棚を見ると・・・
「大きな活字」の書棚でした
夜勤明けの寝ぼけた頭には
大きな活字はありがたいな~~と、
取り出した本は
南原幹夫:著 「 初代団十郎暗殺事件」
初代団十郎が、舞台の上で舞台仲間に殺されるところから物語が始まります。
主人公は八代目団十郎(江戸在住)
息子の海老蔵には手を焼いている
家には妻が待っている
堅物の団十郎は妾をもたない
そんな主人公は、ふとしたことから初代団十郎を殺した犯人に興味を持ち
知り合いと共に江戸の本屋(その頃はこの呼び方で良いのでしょうか・・)
を捜し歩いて殺人事件が起こった舞台の配役を見つける
あるとき観客の前で殺した犯人は真犯人ではないと確信する
ある日、団十郎のもとに 上方の大商人から上方歌舞伎を助けてもらいたいと
誘いがくる。大金を積まれ、拝みたおされ、上方歌舞伎に力を貸すことになった
八代目団十郎・・・はたして運命やいかに・・・
私が読んだのは・・このあたりまでです(笑)
大きな字のおかげで読み進みましたが・・
気が付くと・・私が、船を漕いでいました
なんと居眠りをしていました
きがつくと2時間が過ぎていました(笑)
気持ちを切り替えて30分車を運転
家路に着きました
本は借りずにそのまま書棚へ戻しました
これから・・・寝ます